「今年2024年開催の祇園祭の日程スケジュールや後祭、前祭の見どころを教えて欲しい!」
京都三大祭りの一つにも数えられる京都を代表するお祭り「祇園祭」
京都の夏を告げる有名なお祭りとして、
祇園祭開催期間中は非常に多くの観光客が訪れる人気のイベント。
そんな人気の祇園祭に参加予定の方は
日程スケジュールや後祭、前祭の見どころや宵山、還幸祭ルート情報は事前に知りたい内容です。
このブログでは今年2024年開催の祇園祭に参加予定の方に、
祇園祭2024の日程スケジュールと後祭、前祭の見どころや宵山、還幸祭ルート情報についてご紹介していきます!
祇園祭の会場までのアクセス方法もまとめていますので、事前情報としてぜひ参考にお役立ていただければ幸いです。
祇園祭 歴史と由来
まず初めに祇園祭の歴史と由来について調べていきます。
祇園祭は八坂神社の神事です。1ヶ月間に渡り行われます。
引用元: キョウトデザイン
平安時代に疫病退散を願った御霊会に始まりましたが、時代の流れと共に豪華に真夏の熱い祭礼として東京の神田祭、大阪の天神祭とともに日本三大祭の一つとして有名になりました。
また、岐阜の高山祭、埼玉の秩父夜祭とともに日本三大曳山祭りのひとつでもあります。
京都三大祭りだけでなく、東京の神田祭、大阪の天神祭に並んで“日本三大祭り”の一つにも数えられる「祇園祭」
元は平安時代に疫病退散を願った御霊会が始まりとされています。
そして、その後時代とともにお祭りの伝統は受け継がれ、1000年以上の歴史を誇る日本を代表するお祭りの一つになります。
お祭りの歴史や由来を事前に知ることで、感じ方や見え方は大きく異なり、感動や興奮をより体験することができます。
今年2024年開催の祇園祭に参加予定の方は、ぜひ歴史や由来にも興味を持って参加されてみてはいかがでしょうか。
祇園祭 日程スケジュール
祇園祭の歴史や由来も分かったところで
次に祇園祭の日程スケジュールについてご紹介していきます。
祇園祭の開催期間は、7月1日から1ヵ月間にわたって開催されます。
1ヵ月間祇園祭に関する行事、イベントが京都市内や街の各所で行われます。
その中でもメイン会場に当たるのが「八坂神社」
八坂神社の場所は以下地図からも確認することができます。
【場所】〒605-0073 京都府京都市東山区祇園町北側625
祇園祭は1ヵ月の間に様々な行事が行われますが、
その中でも特にメインにあたる見どころの行事の日程スケジュールについて、次からまとめていきます。
神輿洗
「神輿洗」についてです。
八坂神社から四条大橋まで担ぎ、神輿を清める儀式。
日程:7月10日
時間:18時ごろ~20時30分ごろ
場所:八坂神社~四条大橋~八坂神社
前祭鉾曳き初め
「前祭鉾曳き初め」についてです。
曳きまわす山鉾が前祭前に曳き初める行事。
日程:7月12日~7月13日
時間:7/12 14:00~頃、7/13 15:00~頃
場所:各鉾町
前祭宵山
「前祭宵山」についてです。
駒形提灯を吊り下げた山鉾が各町内を巡行する行事。
日程:7月14日~7月16日
時間:18~23時
場所:各町内(中京区一帯)
屋台の出店
祇園祭期間中に出店する「屋台」についてです。
祇園祭では、屋台露店の出店期間が
前祭宵山・宵々山にあたる7月15日、16日の2日間のみとなります。
非常に多くの屋台が軒を連ね出店し、京都の名店の店先でも販売する姿を良く見かけます。
祇園祭の屋台の出店場所や営業時間など情報を事前に知りたい方は、以下ブログ記事をご覧ください!
前祭山鉾巡行
「前祭山鉾巡行」についてです。
23基の山鉾が京都市内、中心部を巡行する最大の見どころ。
日程:7月17日(前祭)
時間:9時から
場所:各町内(中京区一帯)
雨が降った時の開催有無や晴れた日に見たい方も多いかと思いますので
京都の詳しい天気予報、台風情報については以下ブログ記事をご覧ください。
神幸祭 神輿渡御
「神幸祭 神輿渡御」についてです。
三社神輿を担いで四条御旅所まで渡御する行事。
日程:7月17日(前祭)
時間:18時から
場所:八坂神社→石段下→四条御旅所
後祭山鉾巡行
「後祭山鉾巡行」についてです。
10基の山鉾が巡行する行事。
日程:7月24日(後祭)
時間:9時30分から
場所:烏丸御池→河原町御池→四条河原町→四条烏丸
花傘巡行
「花傘巡行」についてです。
花傘が八坂神社へ巡行する行事。
日程:7月24日(後祭)
時間:10時~12時ごろ
場所:石段下→四条寺町→寺町御池→河原町御池→四条河原町→八坂神社
還幸祭
「還幸祭」についてです。
前祭で四条御旅所に着輿した三社神輿を市中を巡って八坂神社へ戻る行事。
日程:7月24日(後祭)
時間:17時ごろから
場所:四条御旅所→八坂神社
祇園祭 前祭の見どころ
祇園祭の日程スケジュールが分かったところで
次から祇園祭の見どころについてご紹介していきます!
祇園祭の行事は大きく分けて「前祭」と「後祭」に分かれます。
この2つの祭りそれぞれの見ておきたい見どころ情報をまとめていきます。
祇園祭に初めて参加するけど何を見たらいいか分からない!
そんな方に、おすすめ行事の見どころと巡行ルートも合わせてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください!
(神輿や山鉾巡行ルート図はキョウトデザインから引用しています)
前祭の見どころ1 前祭山鉾巡行
まず、前祭最大の見どころが「前祭山鉾巡行」
山鉾とは煌びやかな装飾が施された“山車”の一つで祇園祭では山鉾が多く登場します。
煌びやかな装飾とともに“動く美術館”とも呼ばれる山鉾が23基も登場し、「ソーレ」「エンヤラヤー」の掛け声とともに各町内を練り歩きます。
前祭山鉾巡行は重要無形民俗文化財にも指定され、山鉾巡行を見るべく県外からの観光客の来場も多いほど非常に人気の行事になります。
前祭山鉾巡行のルートは以下の通りです。
前祭山鉾巡行ルート
前祭の見どころ2 神幸祭 神輿渡御
前祭の山鉾巡行の後に行われる「神幸祭 神輿渡御」
3基の三社神輿が神輿洗式を経て、八坂神社を出発し四条御旅所まで渡御する行事。
神輿1基の担ぎ手は100名ほどの氏子が我先に担ぎ棒に食らいつき掛け声とともに渡御する姿は勇壮豪快!
「暴れ神輿」とも呼ばれ、東京の三社祭や神田祭のように荒々しく、氏子の勇姿を垣間見ることができる必見の行事です。
神幸祭 神輿渡御のルートは以下の通りです。
神幸祭 神輿渡御ルート
祇園祭 後祭の見どころ
次に祇園祭の後祭の見どころについてです。
祇園祭の後祭は7月24日に行われます。
後祭の見どころをいくつかご紹介していきますので、参考にしてください。
後祭の見どころ1 後祭山鉾巡行
前祭と同じく山鉾が京都市内を巡行する「後祭山鉾巡行」
後祭山鉾巡行では、10基の山鉾が巡行します。
実は、後祭は2014年に約半世紀ぶりに復活した祭りで後祭山鉾巡行に登場する“大船鉾”も150年ぶりの復活になります。
そのため、後祭に参加予定の方は、ぜひ後祭山鉾巡行の大船鉾は見ておきたい見どころの一つです!
後祭山鉾巡行のルートは以下の通りです。
後祭山鉾巡行ルート
後祭の見どころ2 還幸祭
前祭で四条御旅所に着輿した神輿を八坂神社に戻る「還幸祭」
再び荒々しくも勇壮豪快な神輿渡御を見ることができる還幸祭の神輿。
祭りといえば神輿!と話す方はぜひ見ておきたい後祭の見どころの行事です。
還幸祭のルートは以下の通りです。
還幸祭ルート
祇園祭 アクセス方法
祇園祭の見どころも分かったところで
今年2024年開催の祇園祭に参加してみたい!と思われた方にアクセス方法もまとめていきます!
まず、祇園祭開催期間中は、山鉾巡行、神輿渡御のルートや京都市内全域で交通規制が実施されます。
そのため、観光客は車でのアクセスは不便でおすすめできません。
祇園祭の交通規制情報や混雑状況について事前に知りたい方は以下ブログ記事をご覧ください。
アクセス方法は、電車もしくはバスなど公共交通を利用した行き方が最もおすすめです。
ここでは、京都駅から祇園祭のメイン会場となる「八坂神社」までの電車、バスを使ったアクセス方法をご紹介していきます。
電車を使ったアクセス方法
電車を使ったアクセス方法についてです。
電車を使った京都駅から八坂神社までのアクセスルートは以下の通りです。
バスを使ったアクセス方法
バスを使ったアクセス方法についてです。
バスを使った京都駅から八坂神社までのアクセスルートは以下の通りです。
バスの系統や乗降場所など
より詳しいアクセス方法について知りたい方は、以下ブログ記事もご覧ください。
まとめ
祇園祭2024の日程スケジュールと後祭、前祭の見どころや宵山、還幸祭ルート情報についてご紹介してきました。
京都三大祭りにも数えられる「祇園祭」
日本全国で見ても東京の三社祭や大阪の天神祭と並んで日本三大祭りの一つにも数えられる非常に有名な祭り。
開催期間は7月1日から約1ヵ月。
この期間様々な行事、イベントが開催され、非常に多くの観光客、来場者が訪れ京都は祭り一色に染まります。
祇園祭の日程スケジュールや前祭と後祭の
見どころ情報と巡行ルートについて情報をまとめていますので、神輿や山鉾巡行を見たい方は参考にしてください。
また、祇園祭開催期間中は交通規制も実施され
アクセスは車ではなく、電車やバスなどの公共交通機関を利用した方が便利です。
今年2024年開催の祇園祭に参加予定の方は
日程スケジュールや後祭、前祭の見どころ、ルートを参考に京都観光の計画にお役立ていただけますと幸いです。